音大生、プロのフルート奏者、フルートの先生を対象
過去数十年前まで、現代奏法は一部の知性的現代音楽への興味のためのみの課題であるようでした。しかしながら現在においては、現代奏法は、音楽一般、音楽教育、そして楽器の練習法の中で、本質的で実に楽しい音楽の様相としての発展を遂げ、明らかに全ての音楽ジャンルの中でとても身近なものになってきました。現代奏法の分野は、私たちに、今日の躍動的な世界に対する感覚や反応を表現するための、無限の創造手段を発見する可能性を与えてくれます。
約20年前より、ウィル・オッフェルマンズは現代奏法をフルート学習における必要不可欠な要素として促進するために、マスタークラス/ワークショップを行っています。そして学生やフルート奏者の方々を指導するにあたり、一般的な音の発達と柔軟性を目指したフルート演奏をテーマとした現代的なアプローチを発達させ紹介してきました。そして世界各国で指導を続けています(例:ハーグ王立コンセルバトリー/オランダ、ハンブルグ高等音楽院/ドイツ、モンス王立コンセルバトリー/ベルギー、ウィーン音楽大学/オーストリア、ニューイングランド・コンセルバトリー・ボストン/USA、ミシガン大学/USA、国立音楽大学、上海コンセルバトリー/中国、ソウル大学/韓国、フルート・フェスティバルおよびコンベンション・フランクフルト/ドイツ、ボストン/USA、ボスウィル/スイス、福岡、ラスベガス/USA、等)。
フルート演奏に必要な身体を発達させるのための道具として
循環呼吸法、バンブートーン、ウィスパートーンなどの拡張奏法(extended techniques)を練習するとき、実はあなたの身体や筋肉の精練されたコントロールの発達に取り組んでいるのです。拡張奏法の練習は、ほとんど全ての身体部分のアクションが要求されます。そのため、拡張奏法は実際には身体各部分のコントロールを精練し上達させるための「道具」と見なす事ができます。そして、拡張奏法の練習は、明らかにフルート奏者にとって重要な、呼吸法、咽喉スペースとアンブシュアーを訓練するのための「道具」としてとても役に立ちます。それ故に、あなたが特に現代音楽の「クレージー」な音に興味がなくても、拡張奏法の練習に取り組む事は、フルート演奏を豊かに上達させるための本質的な手段といえるでしょう。そして、どんなジャンルの音楽を演奏するにあたっても、拡張奏法の練習は音質の上達と演奏の柔軟性を発達させるために大いに貢献すること間違いありません。
マスタークラスの内容
主な課題:
- 循環呼吸法 (circular breathing)
- バンブートーン (bamboo tone)
- ハーモニクスと重音奏法 (harmonics and multiphonics)
- ウィスパートーン (whisper tones)
- 発声法 (vocalization)
- 音質の上達 (tone-development)
- 身体の各部分の感覚を磨く (body-mapping)
- フルート&動き (flute & movement)
- ゲームスタイルの曲と即興演奏 (game-style pieces and improvisations)
- レパートリー(下記を参照)
マスタークラスのレパートリー
レパートリーと教材:
- 現代フルート奏者のために(拡張奏法に関する12の練習曲)
- 穂波(フルート・ソロ)
- 鶴の巣籠り(フルート・ソロ)
- ジャスト・ア・ショート・ヴァージョン(フルート・カルテット)
- コテカン(フルート・アンサンブル)
- 五木の子守歌(フルート・アンサンブル)
- 長崎の声(フルート・アンサンブル)
- サムピー・フルート
















