| Tsuru-no-Sugomori | 10,50 euro |
鶴の巣籠り
フルート・ソロ
ウィル・オッフェルマンズ編曲
出版社:ツィマ−マン・フランクフルト (ZM 33720)
- 編成:フルート・ソロ
- 演奏時間:約9分
- 楽譜:3ページ
- 解説:英語とドイツ語
- 出版年度:1999年
- 序文: Heinz-Dieter Reese (民族音楽学者)
- ピッチ・ベンディングと円を使った独自の呼吸法の練習付き(3ページ)
鶴の巣籠り
この「鶴の巣籠り」の編曲は尺八の巨匠、横山勝也氏の演奏が基になっています。横山氏の絶妙な演奏は尺八の持つ可能性を明確に提示しています。尺八の柔軟な音(強弱、音色、抑揚、風の音のようなノイズ、等)、徹底した呼吸の表現、奥深い歴史は、世界中の多くのフルート奏者の興味をひいています。この伝統的な尺八の音のいくつかは、西洋フルート奏者にとって「現代的」「新しい」というように見なされる傾向があります。しがしながら、尺八奏者は息の使い方に集中して、音は自然が醸し出した結果であると見なしているようです。典型的にも、尺八奏者はタンギングを使わず、そのかわりに息と、時々指との組み合わせ(フィンガー・タンギング)により音を出しはじめます。また特にヴィブラートのテクニックにその独自性があらわれています(ピッチ・ベンディング、グリッサンド、ポルタメントを含む)。西洋のスタイルのヴィブラート「息ユリ」の他に、尺八独特の首をふってつけるヴィブラートの奏法があります。首を左右にふるヴィブラートを「横ユリ」、首を上下にふるヴィブラートを「縦ユリ」、首をまわしてつくるヴィブラートを「まわしユリ」と呼びます。首は動かさず、尺八を上下にふってつくるヴィブラートを「竹ユリ」と呼びます。また、アンブシュアー(吹き口)を下唇で覆うようにして音程を徐々に下げる(短3度まで下がる!)奏法は尺八独特の「メリ」を表現します。また反対に、アンブシュアーを覆わずに徐々に音程を上げる奏法を「カリ」と呼びます。






