| Kotekan | 17,50 euro |
コテカン
8人のフルート・アンサンブルのための
ウィル・オッフェルマンズ作曲
出版社:ツィマ−マン・フランクフルト (ZM 32590)
- 編成:フルート5本、アルトフルート1本、ベースフルート2本(またはベース1本、フルート1本)
- 演奏時間:約13分
- 楽譜:総譜44ページ+パート譜(アルトフルートをフルートに持ちかえるための楽譜付き)
- 解説:英語、ドイツ語、フランス語
- 出版年度:1997年
- フルート・アンサンブル「ザ・マジック・フルート」に献呈
コテカン
世界各地の民族音楽の中では、グループでの共同演奏によってのみ行われるとても魅力的なアンサンブル音楽の例を聴くことができます。ここでは、演奏者個人個人は比較的シンプルなパターン、リズム、動機を演奏しています。これらのシンプルなパターンには、一見音楽的な価値があまりないように思われます。しかしながら、この個人個人の演奏パターンが集まり、アンサンブルとして演奏されると、それは不思議と興味深い音楽となって立ち現われます。この民族音楽のアンサンブルのスタイルを現代音楽のフルート・アンサンブルの演奏の中に取り入れてみました。そしてここでは、インドネシアはバリ島の音楽のスタイルに注目しました。コテカンとはインドネシアのバリ島の言葉でインターロッキングの演奏を意味します。インターロッキングとはあるメロディーやリズムを数人の演奏者に分割して、それらを交互に演奏することによってそのメロディーやリズムを作っていく演奏スタイルです。これはバリ島の音楽の基本のひとつで、楽器のアンサンブルの演奏や、ケチャと呼ばれるバリ島ヒンドゥー伝説による眩惑的な声のアンサンブル(モンキーダンス)の演奏に使われます。
「コテカン」ではインターロッキングの他にいくつかの現代フルート奏法(ウインド・トーン、ハーモニクス、バンブー・トーン等)の使用も含みます。そしてアンサンブルの演奏としては、非西洋的な共同作業的なアプローチを試みています。ここでは、自分が音楽の音の分子のひとつになるような、流れる魚群の描く波の中の一匹になるような、そんな集団共同作業によってのみ立ち現れる神秘的な自然の楽しみより美しさが生まれます。
「コテカン」 はCD「マジック・フルート」(CD E-971 E-records) の中に収録されています。






